ウソのような本当の話です。
ポイントの2重取り、3重取り、4重取りなどはポイントに詳しい方なら聞いたことがあると思いますが、6重取りなんて本当にできるんでしょうか。
実はこれが、出張時のホテル予約でできるんです。手順自体は難しいことはありません。(※出張時のホテル予約に限ります。)
しかもポイント還元率(現金も含む)が最大で40%。※条件によって若干変わります。
ホテルに何百泊もしたことで経験できた様々なシチュエーション。そこから得られたノウハウです。
今回はそのノウハウを公開しちゃいますね。
前準備
まずはポイントサイトに登録しておいてください。おすすめは僕が大好きなハピタスです。よく利用する「じゃらん」が250円のポイントバック固定になっているのですが、他サイトと比べても高額で、ショッピング系は安定して高いポイントバックが貰えます。いろんなポイントサイトがありますが安定して使えるハピタスはおすすめです。
※ハピタスの詳しい仕組みや説明は当ブログの下記投稿に詳しく書いてあります。
注意事項
この方法は個人のクレジットカードで決済して経費を建て替えるときに有効な方法です。これができない場合、5重取りになります。
ポイント6重取り・その手順
ごちゃごちゃとした前説などは無しにして、出張時のホテル予約で実施すべきステップをお伝えします。
- ハピタスに行きホテル予約サイト(じゃらん、楽天トラベルなどポイント制度があるところ)を検索
- ハピタスのホテル予約サイトのリンクから、ホテル予約サイトに移動
- ホテル予約サイトで以下の条件のホテルを検索
- 朝食ありプラン
- コンビニ利用券付きプラン
- ポイント制度があるホテル
- 条件に合致するホテルを個人のクレジットカードで予約
勘の鋭い人ならもうおわかりかと思います。詳細は後述しますが、これでポイント6重取りができます。
ポイント6重取りの詳細
上記のステップそれぞれでどういう風にポイントが付与されるのかということを説明します。
1重取り:ハピタス経由でホテルを予約
ポイントサイトであるハピタスは、ハピタスを経由して他のサイトで買い物などをするとポイントが付与される仕組みになっています。つまりハピタス経由でホテルを予約することでポイントが付与されます。
(参考:ハピタス経由でじゃらんのホテル予約をすると250pt)
2重取り:ホテル予約サイトでホテルを予約
ホテル予約サイトでホテルを予約するとホテル予約サイトのポイントが付与されます。じゃらんならポンタポイント、楽天トラベルなら楽天ポイントです。
(参考:じゃらんで15,000円のホテルを予約すると300pt)
3重取り:クレジットカードで決済
基本中の基本ですので説明する必要は無いですが、クレジットカードで決済をするとクレジットカードのポイントが付与されます。
(参考:15,000円のホテルを予約すると150円分程度のポイント)
4重取り:コンビニ利用券付きプランを予約
ホテルのプランにはコンビニ利用券(クオカードなど利用できる店舗の制限が厳しい物)付きのプランがあり、ホテルのチェックイン時にこれをもらうことができます。ほぼ全てのコンビニで利用できますので夕食を買うときなどに便利ですね。
(参考:15,000円のホテルを予約すると5,000円の利用券)
5重取り:ホテルのポイント制度を利用
チェーン展開しているホテルではポイント制度を導入しているところが多く、これを利用しない手はありません。
私がよく利用している京急EXインでは1泊に付き1ptもらうことができ、20泊で無料宿泊券に交換することができます。この宿泊券はヤフオクでの単価が7,000円程度なので1ptにすると350円程度の付与ということになります。
(参考:京急EXインで宿泊すると1pt(350円相当))
6重取り:ホテルの朝食券を売る(or 払い戻し)
最後にホテルの朝食券を売ってしまいます。ヤフオクや可能であればホテルで払い戻します。
これはできるホテルとできないホテルがあるので経験がモノを言うのでご注意を。
どこのホテルができるかはご自身で確かめてみてください。私は朝食バイキング目当てでホテルを選んでいることもあり、この払い戻しはほぼやったことが無いのですが、どうしても朝食を食べることができない時は、払い戻しをフロントでお願いしています。
6重取りの試算
朝食券の払い戻しでガクッと来た人もいるかもしれませんが、できることはできますので笑
さて、これらのポイント6重取りを特定の予約に当てはめて、どれくらいポイントが帰ってくるのか試算してみましょう。
【条件】
15,000円で出張時のホテルを予約
【ポイントバック】
ポイントサイト | 250円相当 |
ホテル予約サイト | 300円相当 |
クレジットカード | 150円相当 |
コンビニ利用券(例:クオカード) | 5,000円相当 |
ホテルのポイント制度 | 350円相当 |
朝食券の払い戻し | 500円相当 |
合計:6,550円
※コンビニ利用券(例:クオカード)の金額はもっと高額なものがあるかもしれませんが、15,000円以内の予算で見たことがあるのは5,000円の利用券までです。
となります。利用金額15,000円に対して6,550円のポイントバックとなりますので、
還元率:43.67%
となりました。
ただし、コンビニ利用券はホテルに支払った代金から、そのまま宿泊客に払い戻されているようなシステムになっていますので、それを除いた5重取りでの還元率を出しておきますと、
還元率:10.03%
となります。
これでも十分なポイントが付与されていますね。
ということで、出張でホテルにたくさん宿泊されている方は、是非参考にしてみてください。最後に、このテクニックで利用するサイト一覧を掲載しておきますね。